11/22/2009

Xen Cloud Platform

現在仮想化の仕事をして、Xen, VMwareなどをやっているけど、同僚の話曰く、KVMへ進むのではという話を聞く。詳細は話せないけど。

共通して言えるのは、仮想化プラットフォームは、共通基盤なので、proprietaryなソフト、ライセンス体系が厳しいソフトは脱落していく、あるいはそれで失敗する。
仮想化だけではなく、過去に一般的なソフトでもそういうことはあった。Motorolaの68000プロセッサーはその代表例で、とてもよくできたプロセッサーだったが、開発資料が一般に出ていなかった。そのかわり性能がとても悪く、使いにくいIntelプロセッサーのほうが資料が多かったので、爆発的に普及した。 必ずしも性能がいいものが普及する訳でもないし、性能が良かったかどうかも判断できない。

仮想化の世界も同じで、いかにAPIや管理ツールの仕様が公開されているかが重要になる。
そうなると、一般的に、有名なVMwareやXenは、仕様が公開されているので発展してきている。逆にVirtuozzoなどは、オープンソースのopenVZがあるが、商用版のAPIの公開がなされていないのであまり普及しないのかもしれない。
KVMは、  Linuxのカーネルに組み込まれつつあるので、これから先、普及するのではないかと思われる。

で、Xen Cloud Platformは、Citrix Xen Serverのオープンソース版で、Citrixもついに、APIを公開したことになる。

来年のことを話すのはまだ早いかもしれないが、来年の仮想化は
 VMware ESX Server
 Citrix Xen Server/Xen Cloud Platform
 KVM
のどれかということになりそう。
Hyper-Vは、実は、Citrix Xen Serverなのではないかという感じもするし、KVM互換に流れることも考えられる。いわば遊撃手的な存在。
ParallelsもHypervisor型の仮想ソフトを最近リリースしたが、あまりにも遅すぎた。

また、仮想化のメリットとして、クロスプラットフォームでかつリソースが指定できる。さらに、場合によっては、シンプロビジョニング(使っていないリソースの有効活用)が可能になることが必要。
つまり、Hypervisor型でクロスプラットフォームを達成し、さらにシンプロビジョニングで使っていないリソースの有効活用できればOK。来年どうなるか分からないけど、大手のHypervisor型の仮想化ベンダーは、ついに横一線になったかもしれない。

Xen Cloud Platformから話がそれたが、インストールしてみたら、まるっきし、Xen Serverだった。

11/08/2009

iPhone解約

といっても未だ使いますが。
正確には黒SIMから銀SIMへ移行。おまけにダブルナンバー加入。

使えなくなった機能は、
i.softbank.ne.jp
mobilepoint
留守電(Visual Voice) <-これは辛い。
くらいかなぁ。

Kindle for iPhone

AmazonのKindleがついに日本にも出荷してもらえるらしい。
この前京王線でKindleを使っている女性がいた。アジア系の外国の方もしくは、英文学部の人なのか。
私もKindleを使ってみました。。iPhoneのアプリはUSのストアでしかダウンロードできないので、USのアカウントでゲット。
実は、日本からアクセスしても購入はできないので、Amazon.comのWEBで購入して、同期を取ることになります。ちと不便。
あまり英文の本を読まないのだが、ここは話題になりそうなものをということでTwilightをダウンロードしてみました。
字のサイズが変更できたり、反転できたり。まぁ使い勝手は普通。ただ面白いのが、New York TimesとかNews Weekが買える。どうやら同期を毎朝(毎夜?)取っておけば、配達されるらしい。

というわけでTwilightを毎日読むことになりました。。。

11/01/2009

VMware Workstation 7 と Player 3.0の違い

VMware Playerでも仮想マシンの作成が可能になった!

違いは
ESXの選択肢がない
SCSIコントローラーの種類が選択できない
スナップショット関連が使えない

くらいか。スナップショット以外はVMXファイルを手書きで書き換えればいいかも。
ちょっとしたことであれば、もうPlayerで十分かも。
もうWorkstationですら商売しないのかと感じました。よっ、太っ腹ーって感じです。