12/17/2007

eee pc 2GBメモリ認識

ついにエントリを発見!



http://forum.eeeuser.com/viewtopic.php?id=1624

からカーネルを入手し、/home/user/にvmlinuz-2.6.21.4-eeepc-2GB としておきます。



つぎにRescueモードに入ります。

起動時のBIOSでひたすらF9キーを連打するとGrubの画面が表示されます。



メニューに以下の画面が表示されます。


Normal boot
Perform disk scan
Restory factory settings



Normal bootを選択して、eを押し、
kernel /boot/vmlinuz… で始まる行でeを押し、XANDROSBOOTDEBUG=y
を追加して、ENTER。そのあとbをおします。(要はカーネルパラメータ XANDROSBOOTDEBUG=y を追加する)



もちろん、Grubのmenu.listに以下を追加してもOK

title Rescue Console
root (0x80,0)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.21.1-eeepc quiet rw irqpoll root=/dev/sda1 XANDROSBOOTDEBUG=y

initrd /boot/initramfs-eeepc.img



Rescueモードで起動したら以下のコマンドを入力します。

mount /dev/sda1 mnt-system
mount /dev/sda2 mnt-user
cp /mnt-user/home/user/vmlinuz-2.6.21.4-eeepc-2GB /mnt-system/boot
cd /mnt-system/boot/grub
cp menu.lst menu.lst.backup


Grubのエントリを修正します。

vi /mnt-system/boot/grub/menu.lst



以下を追加

title Xandros 2GB kernel

root (hd0,0)

kernel /boot/vmlinuz-2.6.21.4-eeepc-2GB quiet rw vga=785 irqpoll i8042.noloop=1 root=/dev/sda1
initrd /boot/initramfs-eeepc.img



CTRL-Dで抜けます。




必ず、Rescueモードでカーネルをインストールしましょう。

ちなみに、File ManagerのWindowsネットワークが表示されない件は、Advanced-desktopパッケージをインストールしたら直りました。


12/16/2007

D02HW Linux + eee pc

Wilcomeとさよならをして、emobileこんにちわ。
USBモデムの方が必要になりました。それもeee pcのため。
D01HWは動作実績がありましたが、D02HWはありません。。。がしかし、
ドライバなしに使えました。
これはGood!
GSM/3G(UMTS)/HSPDAを選択すればOK。
ここを参照しました。
これで本当に電車の中で使えます。
スピードも7.2M!PHSよりも速い。emobileではサポートしていない使いかたなので
あしからず。

EEE PCを使って

OSを入れなおそうと思っていましたが、デフォルトでも結構使いやすい。というか、単純にOSを入れなおすだけではなく、ドライバとかアプリを入れなおさなきゃならない(LinuxでもXPでも)

EEE PCを使って思ったのは、
ハードウェア
 いじり倒したいというキモチが起きる
 そんなにたいしたハードウェアではない(探せばもっとスペックがいいものがたくさんある)
 値段が手ごろ
 できればCFスロットが欲しい(私だけか。。。)
 ソフトとOSのバランスが取れている
 起動が速い
 2GのSODIMMを入れても1GBしか認識しない。(プレインストールLinuxの制限、SUSEでは2Gを正しく認識しました。)

Linuxの醍醐味というか最初の難関ってやっぱりインストールだと思いますが、EEE PCは完全な状態でOSが入っているのは、すごい。そして、Fnキーなどのすべてのファンクションが動作します。
HWとSWがちゃんと調整されています。Linuxの場合、x86系マシンなら動作しますが、やはりプロダクトとして、形成されています。市販のノートPCでLinuxをインストールした場合、ここまでしっかりは動作しないと思います。(何かしら使えない機能などが出るはず。)

起動が速くて小さいのは、とても革新的です。たとえば、iPodの起動を待たされたら、使いますか?
よくあるのが、PCを移動中に立ち上げようとしたら目的地に着いてしまったという話。作りこんだWindowsXPのノートっていくらチューンアップしてあっても起動に時間がかかります。サスペンドもしくは、ハイバネーションしておけばいいのですが。EEE PCの場合、SSDですから、シャットダウンしてあっても起動は滅茶苦茶速いです。バッテリの持ちが悪い分シャットダウンしておいても大丈夫です。
山手線 新宿ー代々木間でも立ち上げられます。


ソフトウェア
 なんやかんやで必要なものがそろっている
  Linuxだろうが、XPだろうが、入れるソフトはあまり変わらないのでは。。。画面が小さいし。その分ボディも小さいし!
 Linuxの通常のデスクトップとしてもすべてがそろっている


ハードやソフトだけではなく、完全にソリューションで先人を切っているような製品に感じます。
DellとかLenovoもLinuxを入れるだけではなく、そのまま使えるというのをアピールしてもいいのではと
思います。 Linux入れるだけではなく、AcrobatやSkypeなんかもプレインストールして、簡単なランチャーが付いているとかね。
Linuxをはじめたばっかりの人は、インストールにこだわってしまい、Linuxを使うことは意識していない。(Linuxを導入しているエンジニアとかベンダーの人も実はWindowsを使っていたりします。実は私も)インストールマニアにならないためにもプレインストールは重要で、プレインストールされていて、初めて実用の話ができると思います。今思えば、大学のSUN OSだって、自分でインストールしたわけではなく、あくまでも大学がインストールをしていたわけですしね。(SUN OSで歳がばれる。。。)

60や85歳の老人(父と祖母、ともにパソコンを使います)に見せてみたところ、
こんなので十分だとか、しいて言えば、年賀状ソフトがあればねぇ。(季節が季節だし)
あと画面と字が大きければ。。。

EEE PCで改めて、ソリューションの先のソリューションを感じさせられました。
私もなんやかんやでLinux業界にしますが、ハードやソフトの身近なソリューション(単にそれらが売れればいい)的な発想ではなく、一つ先のセグメントまで視野に入れた提案をしなければならないと思う今日この頃。

あくまでもそれ以上の機能を必要としない人には、最高のPCかもしれません。

ちなみに、Firefoxを使うときは、F11キーを押して全画面にして使うといいです。

USBの通信機器が欲しい。。。

12/15/2007

来たー ASUS EEE PC 701

小さい、リブレット並み。それでサクサク。これぞ、真のLinuxインテグレータモバイルになるかも。
さらにBootが速い!!

さらにいい点。
換えがあるかわからないけど、バッテリが外れます。
VGAのコネクタがあるからプレゼンテーションに使えます。
SDカードからの起動も対応しています。

とりあえず、ファイルマネージャから、ターミナルを開き、
$ sudo bash
# passwd
としてrootのパスワードの変更


# aptitude update
# aptitude upgrade
でASUS配布のパッケージを最新にしてみました。

Advanced Desktop Modeに対応するために、
# aptitude install ksmserver kicker
として
Go to Settings → Personalization
Select “Full Desktop Mode” under Login Mode

追記:/etc/apt/sourses.listに以下を追加して
deb http://download.tuxfamily.org/eeepcrepos p701 etch main
# aptitude update
# aptitude install advanced-desktop-eeepc
とするといいらしい。
ちなみにAdvanced Desktop ModeするとFile ManagerにWindows ネットワークが見えなくなる。。。

Shutdownアイコン(画面右下)をクリックして、Full Desktop Modeを選択する。
そうするとKDEの画面が表示されます。

日本語化は、こちらから
http://www.potech.tw/archives/2007/10/30-024620.php#more

# cd /etc/apt
# cp sources.list sources.list.save
# echo "deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free" >> sources.list
# aptitude update
# aptitude install ttf-kochi-gothic anthy scim-anthy kasumi
# dpkg-reconfigure locales
ja_JP.EUC-JP EUC-JP, ja_JP.UTF-8 UTF-8 をチェックして確定(Ok) → デフォルトロケールをja_JP.UTF-8にして確定(Ok)

CTRL SPACE で日本語入力の変換ができます。

あとは、Google Toolbarを入れて終わり。

SkypeでVideoCamを使う場合は、最新のベータ版をインストール。
私は、そのほか、vimとlvを追加しました。
# aptitude install vim lv

これから、メモリとSDHCカードを買ってきやす。
メモリは、デフォルトのXandrosを使う場合は、1GBまでしかOSでは認識されないらしい。

WEBCUM のドライバはUSB接続のuvcvideoというものでLogitech QuickCam Proと同じドライバらしい。

11/20/2007

X61 + CARDBUS + SATA

書き込みが異様に遅い。Silicon Imageのチップ系はどれも同じらしい。
というか、CARDBUSのコントローラの仕様なのかもしれない。あるベンダーのページにはX31でも
発生すると書いてある。一部のベンダーはフィルタードライバで回避しているらしいが。。。

11/12/2007

VMware + Xen

相反するものなのだが、
hypervisor.xen.allow
というオプションがvmxにあるらしい。
動かしてみたが、普通に動くねぇ。はずしたらXenが動かないのかなぁ。

11/11/2007

VMware Workstation 6

いつも、VMwareを停止して、最適化をかけていたけど、VMware toolで再度最適化をすると、
圧縮までしてくれるらしい。

よく読むとマニュアルにも書いてありました。

VMware + SUSE Linux

SUSEのイメージをVMwareで作成すると、ネットワークデバイスが見えなくなることがある。
(特にVMware Toolをインストールしたり、クローンを作ったりすると)

  • ネットワークデバイスの問題
ネットワークドライバは以下のファイルで指定をする。
/etc/sysconfig/hardware/hwcfg-bus-pci-0000:02:00.0
MODULE="pcnet32"

ネットワークデバイスは、以下の3つを使うことができる。
pcnet32 (AMD PCNET32)
vmxnet (VMware Serverで使われていたデバイス)
e1000 (Intel EtherExpress 1000)

32bitの場合、デフォルトでpcnet32になり、vmware toolsをインストールすると、vmxnetも使えるようになる。
64bitの場合、e1000がデフォルト。
また、vmxファイルに以下の記述が必要
ethernet0.virtualDev = "vlance"
ethernet0.virtualDev = "vmxnet"
ethernet0.virtualDev = "e1000"

面倒なのが、32bitの場合pcnet32もvmxnetも使えてしまうので、使うドライバを必ず設定をしたほうがいいかも。

MACアドレスの問題
クローンをしたり、VMのUUIDを作り直したりすると、MACアドレスが変わってしまうのでネットワークに接続ができなくなったり、eth1が表示されたりする。

SuSE側で対応をする
/etc/udev/rules.d/30-net_persistant_names.rules
このファイルをみると、MACアドレスと、デバイス(eth0)が紐づいていることがわかるので
正しく修正をする。


vmx側で対応をする
MACアドレスをvmxで固定にするには、
ethernet0.addressType = "static"
ethernet0.address = "00:50:56:3e:86:29"
とする。ただし、使えるMACアドレスの範囲は、00:00:00 ~3f:ff:ffまで。
詳しくは、http://sanbarrow.com/


11/06/2007

VMwareなぞのディスクエラー その2

以前お伝えした、なぞのVMwareのディスクエラー。調べてみたところ、Google Desktopが開いているときにおきているっぽい。
なので、Google Desktopの検査対象からはずしてみたら、どうにか止まったもよう。少なくとも今日は起きていません。
他では起きていないかしらべたけど、そんな話は見つからなかった。

11/04/2007

X61のXPダウンロードメディアのその後のその後

やっぱりでているじゃん。
http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd06.nsf/jtechinfo/SYJ0-01B90EB

VMwareなぞのディスクエラー

近頃なぞのディスクエラーに悩まされています。

ファイルがリモート ファイル システムに保存されている場合は、ネットワーク接続、およびこのディスクが保存されているサーバが正常に機能していることを確認してください。ファイルが取外し可能メディアに保存されている場合は、メディアを再度取り付けてください。
この操作を再試行するには、[再試行]を選択してください。このセッションを終了するには、[中断]を選択してください。
ゲスト OS にエラーを転送するには、[続行]を選択してください。

vmware.logには、上記のメッセージとともに、ディスクイメージのファイルロックによるWrite errorがびっしり。いったい誰ですか?

diskeeperをアンインストールして、Google Desktopの対象からはずしてみたけど。
sysinternalのdiskmonを使って調査だなこりゃ。

VMware でCTRL-ALT-F1をXwindowの切り替えに使う

VMwareでXwindowを使っていてどうしても仮想ターミナルにアクセスしたいとき、
CTRL-ALT-F1を押すと、VMwareのアクセスが外れる。そうHotkeyがそうなっているから
フックできない。

対処法方法
http://communities.vmware.com/message/351625

%USERPROFILE%\Application Data\VMware\preferences.ini
pref.hotkey.shift = "true"
pref.hotkey.control = "true"
pref.hotkey.alt = "true"

Workstationでもうまくいくのであろうか。

ちなみに、Xenの場合は、CTRLキーを3回押してALT-F1でうまくいきます。

10/13/2007

OpenSUSE 10.3 GM その2

ついに、GM版をThinkpad X61にインストールしてみました。

Xwindowもとりあえず3Dでちゃんと表示され、ななんとサウンドもちゃんと鳴ります。
さらに指紋認証を有効化して、gnomeスクリーンセーバーがロックすると、パスワードをいれても
解除できない件もなおっています。

いまいちな点は、madwifiで無線LANは認識しますが、なぜかつながりません。
Xwindowで3Dを有効にすると、ウインドウタイトルがなくなってしまいます。
(GoogleEarthを動かすには、3Dが必要)

まだインストールしたばかりなので、これくらいしかわかりませんが、Thinkpad の61シリーズで
はOpenSUSE10.3はかなりGoodです。

10/06/2007

OpenSUSE 10.3 GM

しましたね。これで、Thinkpad X61がスイスイ。
4GBにした甲斐がありました。

確認ポイントは、
グラフィックで3Dが使えるか たぶんOK
指紋認証でスクリーンセーバーが解けるか 微妙
サウンドがちゃんとなるか  微妙
無線LANが動くか 認識はするけど使えるかはわかりません。
あとは、gcc-4.2.1ですね。コンパイルオプションが新しくなっているみたいだし。

トレントであと9時間で入手できます。
でも、評価するのは時間がかかるかも。

10/01/2007

SE7525GP2 on OpenSUSE 10.3

ふーむ、なんかの勢いで買ってしまったサーバ機。
つうか遅い。とりあえずOpenSUSEをインストール
http://www.intel.com/support/motherboards/server/se7525gp2/

SATA160GBのHDDが2台ついていて、SATAがIDE Megaraidになるのだが、OpenSUSEでなぜか正しくRAIDが認識されてしまう、たとえRAIDを有効にしていなくても。最終的にGRUBのインストール
で失敗。回避方法はあるのだが、OpenSUSEのインストーラではどうにもならない。

回避策は、まず、一つ目のDiskにパーティションを作成する。例 SWAP2GB、残り/(root) Ext3
その後、再起動して、再度インストール。
なーんだ。

ようやく家にもXenの環境ができる。

9/17/2007

Installing OpenSuSE on Thinkpad X61 (3)

まぁ、OpenSuSE10.2を入れた正直な感想とすれば、XWindowもFrame Bufferでしか動作しないし、無線LANのドライバも入れなおさなきゃいけない(Intelの無線LANならばOK)。



で、で、で、

OpenSuSE 10.3 Beta3を入れてみました。なんと普通に指紋認証のドライバが入っていたり、XWindowも3Dで動作する。

まったく問題がないわけではなく、指紋認証すると、ログインとかは指紋でログインができるが、スクリーンセーバーのロックが絶対に外れません。Bugzillaに登録しようと思ったら、もう登録済みでした。

ちなみに、X61音声も出ないかも。。。 これは、Kernelに起因する問題らしい。

指紋認証の件以外は、最強環境かもしれません。

一般にあるディストリビューションで動かない件で、どこのディストリビューションでも解決策が提示されていない場合、浮気しても無駄。ただし、解決している場合は、どのディストリビューションでも回避が可能。ディストリビューションの差は、どこまでとりこんでいるかが肝です。

9/16/2007

Installing OpenSuSE on Thinkpad X61 (2)

パッケージのアップデートが終了したら、以下の作業を行う。



ユーザが一人だけなので、suしてrootのパスワードはうざい。ので、まず自分のアカウントをwheelグループに追加し、/etc/pam.d/suの2行目にauth sufficient pam_wheel.so trustを追加する。



修正後のファイルは、以下



#%PAM-1.0



auth sufficient pam_rootok.so



auth sufficient pam_wheel.so trust



auth include common-auth



account include common-account



password include common-password



session include common-session



session optional pam_xauth.so







これで、suしてもパスワードは聞かれません。(この作業は、必ずローカルでするように。)





Lenovoのツールをインストールしてみました。openSuSEの場合、すべてNG。


理由は、SuSE Enterprise Linux DesktopのKernelバージョンに依存しているからです。残念!


たぶんアップデートを実行してKernel Versionが異なってしまうとやはり動かなくなる可能性があります。また、Access Connectionですが、Intel のWIFIのカードではないと無線LANは認識しないようです。





Fingerprintのインストールは、以下のファイルを入手して、指紋を登録します。


http://beta1.suse.com/private/thoenig/10.2/thinkfinger/10.2-x86_64/


libthinkfinger と pam_ thinkfinger


rpm -ivhで2つともインストールしてください。


# tf-tool --acquire として、指紋を登録します。確認は以下のコマンドを実行します。


# tf-tool --verify


これで「テスト」は完了です。次に/etc/pam.d/common-authを以下のように修正します。


auth required pam_env.so


auth sufficient pam_thinkfinger.so <<<-- 追加


auth required pam_unix2.so
指紋をユーザごとに追加します。tf-tool --add-user $USER
suコマンドでも使いたい場合は、tf-tool --add-user rootとします。



さぁ、これでログインをするとき、ユーザ名を入れて、指をなぞればOK!!


1本の指しか登録できないので、使いでがあるかどうかは微妙です。その指を怪我してしまったら不安ですね。一応動作するということで。

9/15/2007

Installing OpenSuSE on Thinkpad X61 (1)

手持ちのThinkPADにOpen SuSEを入れてみる。(準備編)

Thinkpad X61を対象にした理由は、
  • 古いノートPCは大抵動作してしまう。
  • 実は古いPCはパフォーマンスが出ない
  • 新しいテクノロジーのテストができない
  • Lenovo(US)がサポートしているのは、Thinkpad T60pなので、X61も動くと思われる。

ノートPCの大前提は、外でも使えなければならないし、削除する前のWindowsXPと同じくらいの信頼性が必要。さらに、今のLinuxはシステムリソースをかなり必要とするので、少なくともPentium 500MHz/256MB位のスペックが必要です。もっといるかもしれませんが、「動作する」のと「使える」には雲泥の差があります。古いノートPCを使うならば、Kernel-2.2/2.4のDistributionがいいですが、メンテナンスがもう停止している可能性があるので注意です。Windowsが優れているとかLinuxが優れているとかは関係なくて、どれを使うかというのが、私の考えです。

****注意****

まず、ThinkpadのRecovery Diskを作成して、ちゃんとWindowsXPが戻るかどうか確認しておいたほうがいいです。私の大学時代の研究室の助教授のように、購入して、何も考えないでLinuxを入れてしまうのもありですが。。。(彼のPCは、2度とXPがリカバリできないようですし、「それが何か」と言っていました。恐れ入ります)

1.準備・情報収集

OpenSuSE10.2を入手しましょう。DVDメディアが楽です。

http://ja.opensuse.org/

次に、Thinkpad T60p用のドライバを入手します。Lenovo USのサイトから、T60p + Linuxで検索すれば、手に入ります。

http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/product.do?template=/product.do?template=%2Fproductpage%2Flandingpages%2FproductPageLandingPage.vm&sitestyle=lenovo&brandind=10&familyind=293924&machineind=0&modelind=0&partnumberind=0&subcategoryind=0&doctypeind=9&doccategoryind=0&operatingsystemind=52305&validate=true

ダウンロードするファイルは以下です。

  • Configuration utility for Linux - SLED 10 - ThinkPad T60p
  • Modem driver for Linux - SLED 10 - ThinkPad T60p
  • ThinkVantage Access Connections for Linux - SLED 10 - ThinkPad T60p

特にモデムドライバは、有料のドライバしかないのでお買い得かもしれません。まぁいまさらモデムを使う人はいないかもしれませんが、付いている機能は使えるようにしたいです。

次に、以下のサイトも参考にしましょう。

http://www.thinkwiki.org/wiki/ThinkWiki

H/WやLinuxの情報がたくさんあります。H/Wを知らずとして、インストールができないことがあるので知ってていて損はないです。「S/W屋さんはH/Wを知るべきで、H/W屋さんは、S/Wを知るべき」と思います。またこのページには、英語ですが、Linuxのインストール方法が各モデルごとに記載されています。

2.インストール開始

OpenSuSE10.2をインストールします。インストールメディアは、USB HDDや、UltrabayのDVDドライブで普通に起動できると思います。

その際、WindowsXPのパーティションを削除しましょう。Dual Bootをするくらいなら、仮想PCソフト(Xen/VMwareなど)で動かしたほうがましです。なぜなら、Dual BootしているとBootしていないほうのHDD領域がストレージ以外の機能をしません。さらに、Dual Bootをしている人は、使いやすいOSを起動して使う傾向があるようです。Linuxは、明らかに慣れていなく使いにくい(使い方がWindowsと異なる)ので、結局Linuxは使い続けることは難しくなります。
もし、Windows XPが必要な時は、リカバリメディアからリカバリして使いましょう。

また、リカバリ領域は、削除してもいいかもしれません。Linuxをインストールすると、ThinkVantageボタンでリカバリができないかもしれません。よって無駄なので削除(ただし、リカバリCDを作った場合のみ!!)

デバイス関連は、認識したとおりで新たに認識させる必要はまったくありません

パッケージ選択は、開発系のパッケージ(特にKernel開発)を入れておいたほうがいいです。理由は、デバイスドライバを導入する際、Kernel Driverをコンパイルするケースがあるので。必要なパッケージは後で追加してください。

OpenSuSE10.2のインストールが成功したら、使えない機能について確認してください。さらにドライバを追加する前に、ソフトウェアのアップデートをしておいたほうがいいです。

今回は、文章が長いのは、実は削除されるWindowsXPのリカバリ確認待ちで書いているからです。(戻すのが目的ではなくて、いつでもThinkPadを転売できるようにするためだったりしますが。。。X61は当分売りません。)

次回は、Lenovoのユーティリティと指紋認証のドライバ導入。うまくいけばHDD Active ProtectionとAir H AX420Sの設定を記載します。しばし、お待ちくださいまし。

9/09/2007

iPod Classic Good and Bad

Duogateのほうだと、検索にひっかからないと言われたので、ここに新たに作成。
ipod classic 160GB Blackを購入しました。

まず、ドックでVideoをTVに出力する場合、基本的には、認証を受けたもののみしかダメ。
5th GenerationのiPodのUniversal Docは出力できます。(店頭て確認)S端子がほしければ、現行のを ゲットしてください。新しいUniversal Docは、S端子がなくなった代わりにリモコンが標準で付きます。
Classic/Nano3rdからは、ヘッドホン端子からのテレビ出力はできません。

3rd Partyのドックはほぼ全滅かもしれません。CreativeのXdockのテレビ出力もNGでした。
(音声はOK)
回避方法は、認証を受けたコネクタでいったん、出力を指定して、Videoを再生。そのあと、ドックに
差し込む。ただし、1曲ごとにやらないとすぐに設定がもどります。ちなみに、TVoutの出力の設定
だけならiPod Radio Remoteでも出来ます。(ヘッドホン端子からTV信号はでませんが。)


  • iPod Radio Remote ですが、使えましたが、RADIOはなぜかノイズばかりで聞こえず。(日本の周波数がNGなのか。海外では報告なし。FMの選曲のUIは表示されますが。)

いったん、地域をアメリカにしてみたところ、NHKの総合テレビの音声にして、再度日本にしてみました。そしたらFMが聞けました。

     USのサイトでは、すでに未サポートとなったようです。
     Apple drops picture of Classic from Camera Connector compatibility chart.

マイク関連は、持っていないので未確認です。マニュアルを見る限りClassic対応のものであればOKと。

保護シートは、液晶面と本体面が微妙に差があるため前面を覆うタイプのシートはNGです。
液晶面だけを覆うシートを購入し、微妙にカットをしてはめ込むことで回避。さらに前面の表面が
完全に平面ではないため、液晶面以外も、上下左右が浮いてしまいます。
現時点では、完全に保護できるのは、クリックホイールのみかもしれません。
(5th Generationのケースが使えますが、ケースの中に入れていても擦れて傷かつくので、傷が付きそうなところに張っておきました。

ゲームは、iTunes Music Storeで売られているものは、すべて動作しません。もうすぐサポートされているものが出るようです。


CoverFlowのもっさりや音とびが報告されていますが、まぁ、全体にもっさりしているかもしれません。
レコードジャケットのサイズが大きいとHDDがフル回転。 これに関しては致し方ないかも。iTunesのジャケットを小さくすればいいんですけど、やっぱりお気に入りは大きく保存したい。

Diagnostic Mode,ですが、ここにありました。自己責任で。

過去との互換性がかなり薄れていて、古いiPodを手放すつもりが、手放せなくなりました。。。
買う前にしばし確認!というのが正直のところ。 互換性がテクノロジーか。
6th GenerationのUIは、楽しいし、おしゃれなので捨てがたいです。

8/25/2007

X61 Vista X64導入 不完全版

Vista 64bitをインストールします。
Rescue and Recovery領域は、残しておきます。

Turbo Memoryをインストールしている場合は、
インテル Turbo Memory(Windows Vista)
http://www-06.ibm.com/jp/domino05/pc/download/download.nsf/jtechinfo/MIGR-67820
を導入して、再起動します。
Windows Updateを実行して、OSを最新にします。(アクティベーションが必要)
次に、KB938194、KB938979を導入します。

System Update 3.01
を導入して、しつこくアップデートします。3,4回必要かも

以下のものを導入します。
Client Security Solution 8.0 Windows Vista 64 ビット用
Rescue and Recovery v4.0.0117 (Windows Vista)
ThinkVantage Rescue and Recovery v4.0.0117 (Windows Vista - 64 bit) 修正ファイル

ThinkVantage Access Connections (Windows Vista)
これは、System Updateでインストールされなかったような気がする。

再度、System Updateを行い、しつこく最新にします。
最後に、
モニター・ファイル(Windows 2000/XP/Vista)
を導入して、モニターのドライバを最新にしましょう。
エクスペリエンスインデックスの再計算をして終了。

ここから先は、人柱。
たまに、ディスプレイドライバが停止して復帰されるようなエラーが表示される時は、
Intelから最新版のドライバーをダウンロードすると直るかもしれない。
導入方法は、まず、ドライバーをダウンロード。
次に、デバイスマネージャからドライバーをアンインストールして再起動。
そしてドライバををインストール。
今のところ、ドライバのエラーはすっかり停止した。

X61 WindowsXP ダウングレード完璧版

日本のLenovoからダウングレードメディアを購入できないので、XPへのダウングレード方法を
まとめてみた。
購入時点でのVistaがインストールされている状態がスタートライン。

必要なもの、
WindowsXP製品メディア (他ですでにアクティベーションされているものでも可)
Intel® Matrix Storage Manager を選択して、
32-bit Floppy Configuration Utility for Intel® Matrix Storage Manager を
入手して、あらかじめ、Floppyメディアを作成しておく。
上記を組み合わせたメディアをnliteで作成しておくと、FDDいらずで導入できる。
Lenovoより以下を入手する。
KB888111
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=MIGR-65456&velxr-layout=printLenovo
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/license.do?filename=thinkvantage_en/kb888111xp2jp.exe

ソフトウェア導入支援 - ThinkPad/ThinkCentre/Lenovo 3000
Intel チップセット・サポート 6(Windows 2000/XP/Vista)
Intel PRO/1000 LAN アダプタ ソフトウェア(Windows 2000/XP)
SoundMax Integrated Digital HD Audioオーディオ・ドライバー(Windows XP/2000)
EasyEject ユーティリティ (Windows 2000/XP/Vista) - ThinkPad 一般
モニター・ファイル(Windows 2000/XP/Vista)
Microsoft Bluetooth サポート・ファイル(ThinkPad Bluetooth with Enhanced Data Rate用)(Windows XP)
以下は自由(不要かも)
ThinkPad SD ホストコントローラー ドライバー/ThinkPad SD ストレージ ドライバー (Q830908)

電源をOFFにして、完全にThinkpadを落とします。
電源をONにします。F1を押してBIOSに入ります。
Finger PrintとSecurity Chipを初期化します。

WindowsXPをインストールします。
nliteでドライバを統合していない場合は、起動時のF6でドライバを導入します。
OSのインストールが終了したらLenovoから落としてきたファイルを導入します。
(まだアクティベーションはしない。)
KB888111 を導入します。デバイスマネージャのシステムツリーに不明なデバイスが表示されるので
ドライバの追加をしてください。Intel UAAのドライバが追加されます。2つの新しいデバイスが認識
されますが、今の時点ではほうっておいてください。

Lenovoのほかのファイルを片っ端から導入します。(といってでもC:\Driversにコピーされるだけです。)
すべて導入が終わったら、Pro1000とChipsetをインストールします。
Internetへの接続を確認してください。
(もし、Lenovo配布のWinDVDを持っていたらこの時点でインストールします。)

導入支援をインストールしてください。そして、導入支援を実行してください。
すべてのドライバをインストールすれば完了です。

再起動後に、Fn+F5を押してBluetoothを有効にしてください。新しいデバイスを発見しますので、
Windows標準のドライバではなく、C:\Drivers以下のドライバーを使ってください。
タスクバーのBluetoothのアイコンをクリックしてください。

最後に、モニターのドライバとSDカードのドライバをアップデートして終了

Rescue and Recovery/Client Security Solutionの導入

以下のファイルをLenovoよりダウンロードします。
ThinkVantage 指紋認証ソフトウェア 5.6
Client Security Solution 8.0 Windows 2000/XP 用
Rescue and Recovery v4.0.0114 (Windows 2000/XP)
System Update 3.01

System Update以外のすべてを導入します。
注意点、Rescue and Recoveryは、必ず日本のLenovoから落としてください。(Rescue and Recovery v4.1は、ダイアルアップをすると、Stop Errorが発生します。)

正常に動作が確認できたら、ここでOSのアクティベーションを実行します。
電話が必要になったら、Windows Vistaからのダウングレードをしたいといえば問題ありません。
アクティベート後以下を導入します。
Windows XP 用の更新プログラム (KB896256)

<<<<ここでいったんディスクイメージを採取>>>>>>

Windows Updateで最新版にします。 (Microsoft .NET Framework version 2.0が導入されている
ことを確認します。)
System Update 3.01をインストールします。
System Update を実行します。

以下、不要かもしれませんが、Lenovoへサポートを問い合わせる場合、PC Doctorの実行を
求められる場合があります。以下を導入します。
PC-Doctor for Windows - Desktops / Notebooks http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=MIGR-52871


<<<<ここでいったんディスクイメージを採取>>>>>>

動作に問題がなければ、最新のイメージ以外を削除
確認内容
ダイアルアップをしても、Stop Errorを吐かない。
Think Vantageボタンが起動時に有効である。Windows PEが動作する。
Photo Infoが導入可能である。
http://www.microsoft.com/windowsxp/using/digitalphotography/prophoto/photoinfo.mspx


Rescue and Recovery v4.1でダイアルアップができない件は、R&R導入時にインストールされるtvt packet filterが悪さをしていることが判明したが、なぜ、R&Rがそんなものを入れるのか不明。
4.0にすれば、問題なし。

もし、Vistaに戻る場合は、起動時にThink Vantageボタンを押してください。(戻る必要が無いかもしれないが)

ちなみに、ディスクイメージ作成は、Acronisが便利です。

8/24/2007

Open SuSE 10.3 Beta2 install on Thinkpad X61

どうしても、X61にLinuxを入れてWalking Linuxをしたいと思う今日この頃。
ちょっと古めのノートならばいとも簡単だが、Wirelessとかは、Windowsと遜色がないように使いたい。

Linuxを入れるときのポイントとして、すべてのハードウェアの機能が使えるとうれしい。特に便利なものが。(少し改造しています。)
Thinkpad X61のハードウェアスペックを調べてみると
Intel Core2 Duo T7300 (2GHz, 4MB L2, 667MHz FSB)
4GB RAM (2 NonParity DDR2 SDRAM SoDIMM PC2-5300)
Intel Turbo Memory 1GB
Intel Graphics Media Accelerator X3100
12.1 inch XGA (1024x768) (Lenovo LTN121XJ-L07)
160GB, 5400rpm Serial ATA (HTS541616J9SA00)
Intel PRO/1000 82566MM Gigabit Ethernet
Intel PRO/Wireless 4965ABGN
Bluetooth
Firewire
USB Finger Print Scanner (Biometric Coprocessor from STMicroelectronics)
SD Card Reader
Ricoh PCMCIA Cardbus
56K V.92 Modem

Intel Turbo Memoryは、Vistaでしか使えないのであきらめ
Finger Print ScannerとModemに関しては、外部のドライバが必要

BIOS Setting.何も変更なし。Power On認証の指紋は、Windowsからあらかじめ入れておく。SATAの設定もAHCIのまま


早速、OpenSuSE10.3 Beta2のインストールをしてみた。
見事、Turbo Memory/Finger Print Scanner/Modem以外は、認識されたようである。
(Modemは認識はするが、使えない。)

びっくりなのは、無線LAN。最新のIntel チップが普通に認識。でも使えない。
ドライバは認識しているが、設定を受け付けてくれない。

Finger Print Scannerは以下から導入
http://thinkfinger.sourceforge.net/

グラフィックカードのX3100は、3D有効に設定可能。OpenSuSE10.2のときは、FrameBufferだった。TV出力は無効。

Modemは、WinModemなので、以下のドライバを導入して、うまく動いたらお金を払う。まぁ、モデムを使うという状況はかなり限られているけど。
http://www.linuxant.com/drivers


とりあえず、こんな感じで

8/23/2007

X61 XP Recovery メディア その後

Vistaユーザに、XPのリカバリメディアがもらえるかどうか、Lenovoに確認したところ、
あっさり、NOとのことでした。

こういうときって、何で「美しい国」なんかに生まれてしまったんだろうと思う。

海外のユーザは、ちゃんと購入することができて、40ドルそこそこだとか。
日本で買ったPCを海外のサポートを受けられるのかなぁ。
IntelとNvidiaは、実はメールだけだがサポートしてくれたんだけど。

XPじゃないと動かないソフトがあるんだよね。VistaにVMware+XPを入れて使っても
いいけど、それならば、Linuxでも。。。でもまだまだと思いきや、先日4865nの無線LANドライバ
が出て、OpenSuSE 10.3 beta1で使えるという報告があったので、じゃ、試してみよう。。。

先日、知り合いと飲んだときに、MACBookを見せてもらった。やっぱり、お気に入りのOSを入れて
XPをVMで動かすということをしている。Vistaの価値は、あまりないね。
Vistaが悪い訳ではなくて、逆にいいところも。XPと比較すると。
メモリを積んでいれば、Vistaは、アプリが、爆発的に高速起動。これを体感するとXPに戻れない。
まぁ、出始めだから、苦労して使うのもよしですが。


個人的覚えがき。
X61にVistaを入れる場合、まず、いの一番に、TurboMemoryのドライバを入れましょう。
あと、何かのついで、CD-RWが見えなくなるので、Registryをいったん削除。
http://support.microsoft.com/?kbid=320553

8/20/2007

Thinkpad X61 へWindows XPをインストール

Vistaは、いつでも使えるので、Windows XPをインストール(ダウングレード)してみたが、なぜかClient Security Solutionで登録の失敗をしてしまう。
Lenovoのドキュメントを探したけど、解決策が見つからない。なぜVistaがOKでXPがNGなんだろう。
実はサポートしていないとか、サイトを調べた限り、X61は対応機種とは記載されていないが、プリインストールされている。。。要は、TPMをリセットしたいだけなのだが。。。
よくドキュメントを読むと、電源をONにした後にBIOSで削除せよと。再起動では表示されないとのこと。なーんだ。うまくいきました。

以下のLenovoのサイトは興味深い
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=VSTA-DWNGRD
XPへダウングレードするためのメディアを配布(たぶん有償)するらしい。おまけに対象範囲はWorldWideだそうで。 ということは、日本もOK?
もしそうならアクティベーションいらずだな。

8/16/2007

X61その後のその後

うむぅーVista、それも64bit、正直慣れない。。。というかLinux並みに使えるともいえる。
Vistaを褒めているのではなくて、こんな使いにくいならいっそのことLinuxの方が
使いやすいかも。

しかし、面白いことがわかりました。Vistaは、俗に言うメモリ喰いなOSと言われていますが、
実は、メモリをある程度積んでしまうと、Linuxと同じくらいメモリを使っているのかもしれません。
4GB積んでいて大体1,5GBくらい使っていると表示されます。
逆に、SuperFetchやReadyDriveとかは、ある意味進んでいる機能かもしれません。
メモリを使っている分起動は爆速です。

という訳で、あきらめて使うことに。往生際が悪い。。。
今、発生していてプチ困っていること。
  • Password Managerがよくサボる
  • GimpにTrutype Plaginを入れるとsvg.exeがハングしちゃう。
  • プログラムにデジタルサインがないと、起動が面倒
  • XPのメディアプレイヤーで再生できるはずの動画が、Vistaだと再生できない。

プチ妥協が必要なのか。。。

8/11/2007

OS難民

Thinkpad X61を手に入れてから、かなり難民状態。ようやく難民を脱出したっぽい。
難民になる秘訣とは
  1. ハードウェアの機能をフル活用したい
  2. なるべく高機能で使いたい
  3. 今まで使っていたアプリケーションは完全に動くようにしたい
  4. トラブルに会いたくない
以上4点を守ると難民になれる。
Turbomemoryと4Gメモリを導入した時点で、1.はVista x64しか満たさない。Turbo Memoryをあきらめれば、Linux、4GBもあきらめるとどのOSでもよくなる。4GBが使えるのは、Vista x64とLinuxになる。

2.微妙である。どのOSも快適に動くが、Vistaのメモリ使用率が高いのは、OSのつくりのせいなのか
それともマジに使っているのか。負荷をかけてみなければわからないが、NotePCの場合、ほとんどの
ケースがHDDの遅さから来る機能低下だから。

3.4.これは、完全にWindowsXPに軍配があがる。

結局のところ、せっかく手に入れたわけだから、1.を重視してVista x64にしてしまいました。
過去との互換性は、完全に無視をしようと思います。ここまでくると、アプリケーションの種類から
言って、Linuxでもいいかも。だってVMwareとWebとメールしか使わないから。
Lenovoのツールが完全にLinuxに移行されれば、Vistaはいりません。特に、Password Manager
があれば。

8/05/2007

Core2duo とnocona

実は、nocona 2cpu 2.8GHzのマシンがあるのだが、Crystalmarkでベンチを測定してみると。。。
Xeon 2.8GHz SE7525GP2 DDR PC2600 2GB
ALU 17334
FPU 18542
MEM 6179

PeniumD920 2.8Ghz D945GNT DDR2 PC533 1GB
ALU 11399
FPU 12165
MEM 8982

P5B E6600 2.7GHz DDR2 PC800 2GB
ALU 23718
FPU 28310
MEM 15580

P5B Delux q6600 3.0GHz PC800 4GB
ALU 51581
FPU 63718
MEM 25770

まず、XeonとPentiumDの比較、CPUはやはり値は高いが、メモリの差は、スピードの差。
XeonとCore2Duoの比較で、すでにもう無用のものに。。。
さらにCore2DuoとCore2Quadの比較でさらに倍。
というわけでXeonのマシンは使っていません。PentiumDは、とっくにうっぱらってしまいました。
会社で使いましょ。

ちなみに、SantaRosaか否かでの比較
Thinkpad X61 T7300 2.0GHz
ALU 17850
FPU 21130
MEM 11876

Thinkpad X60 T7200 2.0GHz
ALU 17599
FPU 21139
MEM 10481
ほとんど変化はありませんね。ただし、X60は、メモリアドレスのビット数の関係上、3GBまでしか
OSでは認識できません。つまり、PAEが有効にできないチップセットだとか。
X61は、4GBまで認識できます。
X60って、Xeon2.8GHz 2CPUより速いのね。。。。電気代を考えるとさらにお得。

ちなみにHDD、VGAの比較は、あまりにも異なるので載せていません。
7200回転のHDDだと、2.5インチだろうが、3.5インチだろうがそんなに差はありませんでした。
VGAの性能は、CPUの性能が上がると、VGAの性能もあがるようです。

p5b core2duo 4GB Linux Part2

うーん、解決!
やっぱり。

というわけで、P5Bにメモリ 4GBを搭載している場合は、いずれにせよ、AGP周りが悪さしている
らしい。Redhatだと agp=offとしたが、SuSEの場合、

# vi /etc/modprobe.d/blacklist
として、最後の行に以下を追加する。

blacklist intel_agp

再起動した後に BIOSでMemory Remap をEnableにする。 JmicronのSATAやらPATAは
私の環境だと問題ありませんでした。

情報ソースは以下
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=375853&page=2

7/31/2007

p5b core2duo 4GB Linux

こんな夜中にLinuxインストール中。

p5bのNICは、RHEL系だと別途ドライバーが必要だが、OpenSuSE 10.2だと何もしなくても正しく認識します。
x86_64で4GBのメモリを搭載している場合、少なくとも、インストール時は、memory remapを無効
にしておく必要があります。(パッケージのコピーはうまくいくが、2回目のリブートで立ち上がらない)

いったいどの時点で有効にできるのか、現在調査中。

Bugzillaにもありました。
https://bugzilla.novell.com/show_bug.cgi?id=268120

7/21/2007

X61その後

X61に付けたHDDがSATA 3.0Gで認識しないか判明。
なんと、1.5Gと3.0Gで型番が違うらしい。(まだ3.0Gモデルは販売されていないらしい。)
まぁ、それでも速いからいいけど。

4GBというメモリとIntel Turbo Memoryを生かすためには、Vista x64しかないことも判明。
ドライバーアプリケーションの類は、ほとんどx64版があるっぽい。
(おまけに、putty/winscpなど、普段使っているプログラムもほとんど動作するらしい。)

無線、有線LAN以外でサポートされる通信機器は、ウィルコムか、e-mobileならOKらしい。
(それもカードタイプのみ)AUは、俗に言う携帯電話とケーブルで結ぶ場合はNGで、
例のWLANカードを入れないとだめ。でももう内部のPCIeスロットの空きはないっ!
カードタイプならば、W01Kならドライバーなしでいけそうな気がする。

で、もうひとつのOSをインストールします。Linuxです。
OSの選定は、使い慣れたものをエイッという感じで行きたいですが、訳があってOpen SuSE
にしておきます。(この「訳」がわかれば、あなたも事情?、2乗? ツー)
http://www.thinkwiki.org/wiki/ThinkWiki にインストール方法もばっちり記載されています。
(OpenSuSE on X60、しかし、英語)
調べてみると衝撃時にHDDをパーキングへ持っていくプログラムだけ動かないらしい。正確には、
本体の衝撃を検知できるらしいが、肝心のHDDをパーキングへ持っていかない。

昔、X68000というパソコンにHDDをつなげていたときは、よく、Breakキーを押して、HDDをパーキングへもっていってました。

7/17/2007

X61をここまで改造してみました。

X61を入手しました。型番は、7675-4AJです。Vista Bussines + Office 2007 personal
まず、入手してからの儀式
1.リカバリーCDの作成
1枚目はCD-Rでよいですが、2枚目はDVD-Rにするとなんと2枚に治まります。

2.さっそくお約束、英語キーボードへの換装
X60のキーボードでいけます。詳しくみると違うのかもしれませんが、少なくともねじ穴は同じで
ピタッと収まります。

3.TurboMemoryの増設
キーボードをはずしたついでに、増設してみました。ほかのページによると、PCIeのスロットが
1つしかない(残りはパターンのみ)という話もありますが、私のは、空きスロットがありました。
隣の無線LANのねじをひとつ拝借して、取り付けます。 割引券を使ったので3890円也

4.7K200への換装
大金をはたきました。ノートのCPUがいくら速くてもディスクが遅いと、全体的に遅くなります。
しかし、SATA 3Gに対応しているはずがMatrix Managerで見る限り、1.5Gにしかなっていない。

5.メモリを4GBへ。
32bit OSでは3GBしか認識しません。

Vistaにしないと、Turbo Memoryは使えない。64bitにしないとメモリが4GBふるふるに使えない。
64bitにすると、Win携帯でインターネットできない。。。まぁいいかぁ。

7/01/2007

RHEL CentOS scientific Linux

どれを使ってもねぇ。という感じだが、 (すべてRHELのクローン)
  • RHEL 完全商用 Original
  • CentOS      RHELの無料版
  • scientific Linux  科学計算用+開発ツール

という感じか。CentOSに入っていて、scientific Linuxに入っていないものもあるし、逆もある。ただ、scientific LinuxのRepoの設定を見る限り、CentOSの設定も落とせるらしいので、scientific Linuxをインストールして、CentOSに入っているパッケージを入れるのがよいのかもしれない。

私の好みは、scientific Linuxです。p5bのNICのドライバが入っているので使えるかなぁと思ったらNGでした。



 

6/17/2007

DVDにバックアップ

HDDのデータがまた、増えだしてしまった。。。
で、今回は、DVDにバックアップということになりました。逃がさなければいけないデータはななんと
500GB!
単純計算で、DVD1枚に、4GBコピーができて、作成するのに15分かかるとすると
500GB/4GB=125枚
125枚x15分=31時間15分
となります。
また、DVDメディア50枚が約2000円とすると、3パック購入することになるので、
6000円かかかります。

一方、500GBのハードディスクが13000円くらいで購入できるので、差額は、7000円となります。
さてさて、31時間15分で7000円でだれかやってくれる人はいないでしょうか?
時給224円のお仕事です。

結論、HDDを買ってきてしまったほうが、コストが安いことがわかりました。

6/02/2007

Core2duo and decrease memory price

Core2duoのマシンにCentOS 5 x86_64 をインストールしてみました。

CPU: Core2duo 6320
Mobo: Asus P5B
Memory: jetram 1GB x4
HDD: SATA 120GB/500GB
IDE 120GB/80GBx2 via PCI IDE card
DVD-RW:  PIONEER DVD-RW DVR-108
VGA: ASUS EAX1300 (ATI X1300)

  • 4GB以上積んでいるマシンの注意点

      kernel optionに agp=off と付けないと、正常に立ち上がりません。インストール時は、BIOSでMemory Remap を OFFにして、インストール後有効にします。(どうせ、インストーラのCPUは1つしかコアをつかっていないし。)

  • センサー関連

      kernel をアップデートしたら、sensor-detectコマンドで正しく認識されます。

  • NICドライバ

      Realtekから最新版をダウンロードして、

#make ; make install; depmod -a ; make clean

してreboot.。最後のmake cleanは、念のため次にコンパイルする時に古いオブジェクトを使わないようにプログラムソースをきれいにしておく。

  • 今ふんずまっていること

      SATAが2台しか認識しない。(Kernel optionを追加するといいかもしれないが、DVDドライブがエラーをはきます。

      ATIのドライバがうまく当たらない。(OpenGLが効かない。。。)

それにしても、秋葉原のメモリ価格は暴落していますね。ノート用のDDR2 2GBが安くならないかなと思いますが、デスクトップ、ノート用PCにしても2GBモジュールはまだ高いですね。

ちなみに、Windows XPの場合、4GBのメモリを付けても3GBくらいしか認識しません。理由は以下。

PCIデバイスの大半は、Memory mapped I/Oしている。つまり、ある特定のメモリアドレスにアクセスすることによって、PCIデバイスにI/Oをする。

一方、32bit OSは、基本的に4GBのメモリ空間にしかアクセスできない。よって、PCIデバイスは、4GB直下にメモリアドレスをマップする。(この設定は、起動直後のPCI Configuration Registerの設定できまり、各CPUに伝達される。)

4GBのメモリモジュールがついてると、PCIのメモリアドレスと重複してしまうために、3GB程度しか認識されない。オンボードや拡張カードのPCIデバイスで使っていないものを無効、外すことによって、少し空間を空けることができる。 (3GB程度というのは、PCI Deviceの数によって変わるので、認識されるメモリは環境によって異なる。)

また、Windows2003などサーバOSの場合、kernel optionに /PAE と付けることによって、36bit空間のアクセスを有効にできる。よってBIOSでMemory Remapを使えれば、重複したメモリアドレスを4GB以降に押しやり(Memory Remap)、4GB以降のアドレス(/PAE)が可能となる。この場合は、メモリ容量を正しく4GBと認識する。

WindowsXPは、/PAEをサポートしていないので、NG。 Linuxはもちろん4GBを認識するはず。

一方64bitOSは、アドレス空間が広いので、Memory Remapだけ設定すれば、4GB以上のメモリを認識します。

さらに、Kernel OptionでアプリとOSのメモリ使用量をTuneしないとだめだった記憶がある。。。普通にWindows XP 32bitを使っていても2GBくらいで頭打ちになってしまう。(それ以上のメモリを使ってくれるソフトはかなり限られる。)

とまぁ、メモリを積んでも、32bitOSで使う場合は、2GBくらいが関の山ってやつです。メモリの価格で魚竿(右往左往)するついでに、64bit OSの導入をお勧めします。

ちなみに、Vistaを4GB越えで使う場合は、以下のWEBを見たほうがいいです。

http://support.microsoft.com/kb/929777

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